【キャベツの育て方】秋キャベツの栽培方法、品種の選び方~
秋キャベツ品種の選び方
キャベツには大きく分けて春キャベツと秋冬キャベツがあります。
キャベツの品種にも春用、秋冬用がありまして、それぞれの季節に適したものを選ぶことがキャベツ栽培成功の第一歩になります。
さらに、秋冬キャベツ品種にも微妙に適期のズレがありまして、植えつけ日が1週間遅れただけで、適合する品種が変わってしまいます。
※試しに「サカタのタネ」と「タキイ種苗」の秋冬キャベツ品種をいくつか選んで、定植日と収穫日を並べてみました…8月中旬から9月下旬までコロコロと適期を迎える品種が変わるんですね~


種からキャベツを育てる場合は種の袋にある作型表を参考にすれば良いですし、ホームセンターで苗を購入する場合も品種名は表示してあるはずなので、各種苗会社のHPで植え付けの適期を確認してから植え付けしてくださいね。
秋キャベツの定植
秋キャベツの定植時期はとにかく暑いんです。
炎天下での植え付けは根が土に張るまで(活着するまで)ものすごく気を使います。
特に切らしたくないのは「水」でして、土が乾燥すればあっという間に苗は枯れてしまいます。
植穴を開けたら「これでもか‼」っていうくらい水を入れてください。

だぶだぶ水を入れたら、土に水が吸い込まれなくなりますが、それでも気長に土に水が吸い込まれるのを待って、追加で水を上げてください。
雨の直前に植え付けできるなら絶好のチャンス、それほど気を使わなくても大丈‼(天気予報に裏切られて雨が降らず、苗が枯れる可能性はあるけどね…)
定植したらすぐに防虫ネットをかけましょう
秋冬キャベツといえど、定植からしばらくの期間は気温が高く、害虫の活動も活発です、生育初期に生長点を害虫に食われると、下手をすればキャベツが結球しない恐れもあるので、防虫ネットをすぐにかけることをおススメします。


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生育中の管理について
春キャベツの栽培と違って、気温がだんだん下がる時期の栽培なので、雑草の管理は楽ちんです。定植後、雑草がぱやぱや生えたら、早め早めに除草してあげてください。おそらく1回~2回の除草で収穫まで逃げ切れます。
追肥については、畑の事情次第ですが、本葉が大きく展開したころにやったほうが無難です。