【ぶらり畑散歩】2019年8月<栃木県壬生町、埼玉県秩父>

2021年9月22日

目次

栃木県壬生町 かんぴょう畑を見に行きました。

始めてみた…かんぴょう畑

かんぴょう畑です、干瓢、壬生町にはこれを探しにやってきました。壬生町のある栃木県南部は日本の干瓢生産の8割以上を占めているのだそうです。かんぴょうはユウガオの果実をひも状に剥いて乾燥させて作られます(恥ずかしながら、知りませんでした、干瓢がユウガオの果実だったなんて)壬生町には干瓢の加工工場さんもいくつかあって、この町の特産になっているようです。

巻き寿司や、ちらし寿司にさりげなく使われている干瓢ですが、日本で消費される干瓢のおよそ8割は輸入品(中国産)だそうです。貴重な壬生町の干瓢、大切にして欲しいものです。

小豆畑発見しました。
小豆…だと思う。小豆も壬生町の特産だそうです。

秋小豆かな?ままだ花も咲いてません。収穫は10月~11月といったところでしょうか。ちなみに和菓子の名前にみられる「大納言」は小豆の品種の名称ですな。

埼玉県秩父 棚田が見たくて…秩父日帰りひとり旅

寺坂棚田です。秩父にはこれを見に来ました…農業の生産現場ではなく、文化的な遺産として大切に保存されています。埼玉県最大級と言われていますが、区画整理された近代農業の田んぼを見慣れているせいか、こじんまりしているなと感じてしまいます。

上から見た寺坂棚田
下から見た寺坂棚田

でもこれ保存するの大変ですよ~トラクターも入れないし収穫もコンバイン使えないから手作業でしょう。なにより、秩父の山に囲まれて、たたずむ棚田の風景は日本人の心に刺さります。

ひぐらしの鳴き声が聞こえて、トンボが飛んでます。

先人たちの知恵の詰まった棚田、技術的にもまだまだ学ぶところが多いのではないでしょうか。大切に保存されている地元の方々の努力に感謝です。

寺坂棚田の周りには日帰り温泉も楽しめる宿が沢山あります。

棚田をみて、疲れた心をいやしたところで、近くの温泉にも入って体もリフレッシュ。

道中飼料用トウモロコシの畑を見つけました。

移動は車でした、道中牛さんの餌、飼料用トウモロコシの畑を発見。手前にあるのは収穫終わったロールベールサイレージですね(牧草を円筒状に撒いて、ラップでくるんで乳酸発酵させたもの)。秩父牛乳ってあるもんな、近くに牧場でもあるのでしょう。

コーンサイレージ用のトウモロコシですな(きっと)。コーンサイレージは茎も葉っぱも細かく砕いて乳酸発酵させてつくる牛の餌です。

秩父高原牧場からの風景、牛さんいない…

牛さんの餌を見たので、足を延ばして秩父高原牧場へ…でも牛さん見れませんでした。

牛は見れませんでしたけど、やぎさんいた。子ヤギもいて可愛いぞ。
フォードの単車トラクターが飾ってありました。整備すればまだ乗れそうですけどね~
この手の古いトラクターは構造がシンプルで頑丈なんです、渋いな。
花をつけたそば畑

帰り道にそば畑発見、そういや秩父ってそばの街だったな…食べ忘れた~