【家庭菜園】雨の日に苗植え、種まきして良いの?|なぜ雨の日の植え付けは避けるべきなのか

2022年7月21日

この記事の内容:雨の日の苗植え、種まきは避けたほうが良いでしょう。なぜ雨の日に植え付けを避けるべきなのか、基本的な考え方を説明しています。

目次

雨が続いてどうにもならない…

たまにあるんですよね~雨が連日続いてどうにもならないタイミングって(-“-)

5月の中旬、トマトやナスなど夏野菜の植え付けシーズン終盤の長雨
結論は「雨が明けるまで苗植えは待ちましょう」です。

梅雨時期や秋雨の時期なら理解できるんですけど「なんでこんな時期に長雨なのよ~」なんてことがあるんです。家庭菜園だと、畑に行く予定だったお休みの日がどんぴしゃりで雨だったり…

これが苗の植え付けシーズンだったりすると、悩ましいのが強引に植え付けるか否か?です。 この記事ではそんな疑問に答えていきたいと思います。

雨の日の苗植え、種まきは避けましょう

基本的には「雨の日は畑に入るな」です。

雨の日に苗植えすると、苗に泥が付いて病気の原因になってしまいます。

農家のおじさん
農家のおじさん
泥(土)の中には病原菌がいっぱいいるんじゃ

ですので、雨の日の苗植えは出来るだけ避けましょう。

雨の日に苦労して植えても病気になっちゃ悲しいですからね。

雨の日の種まきについては、そもそも作業的に無理があります。

土はねちょねちょ、種は指にひっくつし、大事な覆土も出来やしない。

何とか種まきしても芽が出なきゃ意味がないですからね…素直に雨の日の種まきは諦めましょう。

《関連記事》【家庭菜園】「雨の日は畑に入るな」の理由と雨の後「畑が乾いたか?」を判断する方法

例外:雨の日でも苗植え、種まきした方が良いタイミングがあります

ところが、雨の日でも強引に苗植え、種まきするべきタイミングがあります。

秋冬の野菜を畑に植え付ける場合、しかも植え付け時期ギリギリのタイミングなら、雨だろうが何だろうが、強引に畑に植え付けた方が良いです。

秋冬に収穫する野菜は、だんだんと気温が下がる時期に育つので、植え付け時期を守らないと成長に必要な温度を確保できなくなってしまいます。

農家のおじさん
農家のおじさん
病気になるリスク云々より、まずは畑にぶち込まなきゃ育たんのじゃ

《関連記事》【家庭菜園】秋の種まきと苗植え、絶対に守るべき注意点~これを知らなきゃ野菜はできません

反対に気温が段々と上昇する春から夏の野菜は雨が明けるまでのんびり待っても大丈夫です。

畑に植えられない苗の管理

畑に苗を植えるつもりで苗を購入したのはいいけれど、雨で畑に植えられない…

そんな時は、水を切らさずにお家の中かベランダの日当たりの良い場所に置いておけば大丈夫です。

農家のおじさん
農家のおじさん
水をだぶだぶにあげ続けると根腐れ起こすから、土の表面が乾く程度に少しずつ水やりしてね

購入した時の状態にもよりますが、大丈夫~1週間程度は持ちます。

もし葉っぱが黄色くなってきたら?

液肥が手元にあるなら薄く希釈して水やりの時に入れてあげましょう。

液肥がなければ、固形肥料を一つまみ土の中に入れてあげてください。

《関連記事》液体肥料とは?|効き方の特徴と使い方について

徒長してしまったら?

春から夏なら日当たりが悪くて多少徒長しても大丈夫です。

天気が回復して畑に植えればあっという間に回復します。

畑仕事は雨の日に無理しても良いことはありません。

農家さんだって「今日植えなきゃ出荷に間に合わない」なんて事情が無い限り、雨の日は朝から酒飲んだり、パチンコ行ったり⇒これは昔の自分です(笑)

晴耕雨読なんて言葉もありますからね、しとしと降る雨を見ながらお家でのんびりしていましょう。