雨の日に畑仕事をしていいの?「雨の日は畑に入るな」の理由と雨上がりに「畑が乾いたか?」を判断する方法
雨の日に畑仕事をしていいの?
雨の日の畑仕事は止めておきましょう。
基本的に「雨の日は畑に入るな」が大原則です。
土が大量に水気を含んだ状態で作業をすると「土が練る(土が泥になる)」状態になってしまい、乾いてもなかなか元に戻らなくなってしまいます。
さらに、畑を歩く足や作業で泥が跳ね、栽培中の野菜に泥が付き、それが原因で野菜が病気になってしまうかもしれません。
泥が付いた手で栽培中の野菜を触るなんて、もってのほか、野菜に病気を擦り付けているようなものです。
「晴耕雨読」なんて言葉もあります。
その昔「雨の日は休むのが仕事だよ」って農家さんに教えてもらいました。
雨の日に無理して畑仕事してもロクなことになりません。諦めてお家でのんびり過ごしましょう。
雨上がりにすぐ畑仕事をしていいの?
雨が上がっても、畑の土が水気を含んだ状態のままでは畑仕事はできません。畑が乾くまでじっと我慢です。
意外と悩ましいのは「いつまで待てばいいのか」でして…
畑が乾くまでの時間は降った雨の量や、雨の後の天候、季節によってまちまちです。当然、沢山雨が降れば乾くまでに時間がかかります。
ですので一概に「1日待てば大丈夫」とは言えず、「畑が乾いた」判断は、実際に畑に行き、土の状態を見るのが一番になります。
雨の後、作業を再開していいのか悪いのかを判断する方法
簡単ですが、雨の後「畑が乾いたか?」を判断する方法を2つ紹介します。
①畑を歩いてみる
畑の中を実際に歩いてみます。
長靴に水気を含んだ泥が付いてこなければOK、長靴の底に泥が張り付く状態ならまだ土の乾き具合は不十分です。
畑の乾きが不十分な状態で、下手に畑の中を歩き回れば土が練ってしまうので、さっさと撤退して、乾くのを待ちましょう。
②土を手に取り握ってみる
一握り土を手に取り握ってみます。
指の間から泥がにゅるっと出てくるような状態なら、問題外です。まだまだ乾くのを待つ必要があります。
土を握ってみて、指でほぐせばさらさらと土が落ちていく状態なら、大体大丈夫です。
※文章では分かり難いので動画にしました↓
もし耕運機などの機械を畑に入れたいなら、表面だけでなく畑の中も乾いている必要があるので、ちょっと土を掘ってみて、畑の中の土も握ってみてください。
自分の畑がどのくらいで乾くのか感覚で掴んでおきましょう
畑によっては日陰になる場所があったり、水はけの良さ、土の質が異なるので、雨の後、畑が乾くまでの時間は畑によっても変わります。
自分の畑が「どのくらいの雨でどんな状態になって、乾くまでどのくらい時間がかかるのか」を知るには、何度も畑に足を運び感覚で掴んでいくしかありません。
家庭菜園をやってる方には、お仕事などで毎日畑に行けず「週末畑に行こうと思ったら前の日に雨降っちゃった」なんてことも多々あることと思います。
そんな時は、面倒くさがらず、畑に行って土の状態を確認してみてください。
「意外と乾き早いな」とか「全然乾かないじゃん」なんて感じるはずです。その感覚がすごく大切で、そのうち畑に行かなくても「まだまだ乾かんよ」なんて想像できるようになりますよ。
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