【プランター栽培】葉ニンニクをスーパーのニンニクから育てる方法

2023年7月9日

<この記事の内容>
葉ニンニクについての説明とスーパーで売ってるニンニクから葉ニンニク(らしきもの)を育てる方法を紹介しています。

目次

葉ニンニクとは?

ニンニクの葉っぱを食べる野菜です⇒ニンニクの芽ではありません…

これです、大地を守る会で購入した有機栽培の葉ニンニク、美味しかったな~

そもそもは中国野菜でして、四川料理でよく使われる野菜らしいです~本場の回鍋肉はキャベツでなく、葉ニンニクで作るんですって。

野菜作り初心者
野菜作り初心者
麻婆豆腐に使っても美味しいんですよ

高知県では良く食べる野菜らしいのですが、管理人の近所(埼玉県です)のスーパーには売ってない、ちょっと珍しい野菜です。

「葉ニンニク」と「ニンニクの芽」の違いは?

「葉ニンニク」はニンニクの葉っぱ、「ニンニクの芽」はニンニクが花をつけるために延ばす茎(花茎)になります。

おなじニンニクなのですが、収穫する部位、収穫するタイミングが異なります。

葉ニンニクはニンニクを植えて、冬に葉っぱが大きく育ったタイミングで収穫します。

※「ニンニクの葉」は「葉っぱ」だけを収穫するために栽培され、葉ニンニクを収穫した後に「ニンニクそのもの」を収穫することはできません⇒ちょっと贅沢な野菜なんです。

ニンニクの芽は、ニンニク栽培の途中で収穫できる副産物です…春にトウ立ちしたニンニクの芽を摘み、蕾を取ったものがニンニクの芽になります。

※一般的に販売されている「ニンニクの芽」はニンニクの芽だけを収穫するために栽培されたものなのか、ニンニク栽培の途中で収穫されたものなのか…調べても分かりませんでした。間違いないのは、植物生理的にひとつのニンニクから「ニンニクの芽」と「ニンニクそのもの」の両方を収穫するのは可能ってことです。

スーパーのニンニクから葉ニンニクを育てる方法

スーパーの野菜売場に葉ニンニクが並んでいることは珍しいのですが…ニンニクは必ず売ってます。

農家のおじさん
農家のおじさん
葉ニンニク食べたくても、売ってないなら育てちゃえ

ということで、葉ニンニクらしきもの(植物生理的には立派なニンニクの葉)をニンニクから育てる方法を紹介します。

手順はこちら↓

①スーパーで買ってきたニンニクをばらす

②ニンニクの皮をむく

※皮は剥かなくても大丈夫ですが、皮が無い方が芽が出やすい(気がする)です…頭の部分だけ皮がむけてればOKです、神経質に全部剥く必要はありません。

③上向きに立てて水に浸ける

水につけた状態で暖かくて日当たりの良い場所に置いておきます。

場所は暖かい季節ならベランダでも良いのですが…水温が安定しないので室内の方が良いでしょう。

上手くいけば2日~3日で根が出てきます。

水温については、室内であれば冬でも気にしなくてよいでしょう(たぶん)⇒あまりにも寒い部屋なら、サーモスタットを使って水温を20℃以上に保ってあげます。(金魚用の安いやつでOK、管理人は25℃設定のモノを使っています↓これ)

④プランターに植えます(刺します)

植えた後は水を切らさないように注意しながら、日当たりの良い場所で育てます。

ある程度の大きさになったらベランダで育てても良いでしょう。

室内で育てた葉ニンニクです

農家さんが栽培した葉ニンニクには到底かないませんが、かなり近いものは育てられますよ(^^♪