【お家で苗作り】野菜の苗を自分で作るメリット、苗は買わずにお家で作るのが絶対おススメです
貸農園、庭の畑、プランターなどで野菜作りをするのなら、苗はお家で作るのが絶対におススメです。
それがですね~あるんですよ、苗はお家で作るのが絶対おススメですから‼
メリット①野菜苗を入手するコストが安い
時期により様々ですが、ホームセンターなどで販売されている野菜苗はとても高価だと感じています。
例えば写真のブロッコリー苗は248円、キャベツは128円…ブロッコリーやキャベツを食べる野菜としてスーパーで購入するより高いかもしれません。
せっかく自分で野菜を作っているのに、スーパーで野菜を買うよりも高くつくなんて、なんだか悔しいですよね…
そもそも苗作りは野菜を作る工程のひとつにすぎませんから、苗農家さんにとっては中間製品を販売しているようなものです。野菜を作るより経費は安いのに、販売単価は高い…つまり、農家さんや販売店にとって苗はとても利幅の多い(おいしい)商材ってことになります。
なんでこんなに野菜の苗が高いのかって「苗作りはプロの仕事」だから「素人には作れない」と考える人がとても多くて、消費者に「苗は買うしか入手方法がない」認識があるからだと思います。
もし販売側の立場なら「苗は売れるから、高く売っちゃえ」って考えますよね。
ところがですね、野菜の苗作りは環境さえ初めに整えてしまえばそれほど難しくなく、家庭菜園に植える苗なら誰でも作れちゃうんです。
決して、苗作りはプロ農家の専売特許ではないってことです。
しかも、苗作りにかかるコストは信じられないくらい安いんです。
例えばキャベツの苗を作ろうとすれば、種はどんなに高くても一粒10円以下ですし、培養土だって、どんなに贅沢に使ったとしても一株あたり10円かかりません。
野菜の苗は比較にならないくらい、自分で作ったほうが安く済むんです。
メリット②畑を有効活用することができます。
野菜の苗は種から芽が出てある程度大きくなったもので、その間、野菜の苗は育苗床や育苗ポットで成長します。
この「ある程度(幼苗期)までお家で育てる」ことが大きなメリットなんです。
野菜の種を直接畑に撒いた場合の成長を段階でみると「種まき⇒発芽⇒幼苗期⇒大きく成長⇒収穫」ですが、苗を畑に植え付けた後の成長は「大きく成長⇒収穫」だけ、時期や野菜の種類により差はありますが、苗を作れば畑での栽培期間を短縮できるんです。
水菜や小松菜ほうれん草などの一般的に畑に種を直接撒く野菜だって、苗を作って畑に植えれば早く成長しますから、どんどん作れちゃいます。
栽培期間が短くなれば、より多くの野菜を畑で作れます。時間的な畑の有効活用ですね。
それに、畑に野菜がある時間が長ければ長いほど、病害虫の被害にあうリスクは高くなりますからね、栽培期間の短縮はメリットだらけなんです。
メリット③天候や予定に左右されず、いつでも種まきできます
お家の中で苗作りするなら、種まきのタイミング自分の都合で決められます。
長雨で畑に入れなかったり、忙しくて畑にいけなくても大丈夫、種まきの適期が来れば、お家で育苗ポットに種まきすればいいんです。
お家で苗作りを覚えればもう種まき適期におびえる必要はなくなりますよ。
メリット④なにより苗作りは面白い
種を撒いて、芽が出た瞬間は、たとえようのない嬉しい気持ちになります。お家で苗作りをすれば、その瞬間を見逃しませんし、沢山経験することができます。
それに、種から芽が出て、双葉が展開して、本葉が出てくるまでの時間は変化が多くて、見ていて楽しいです(^^♪
家の中に成長中の植物があるっていいですよ。
まとめ
ホームセンターで売られている苗を見る度に「なんで皆こんなに高い苗を買うんだろう」って思います。
苗作りはそれほど難しくありません。もちろん、商売ベースで農業をやろうとすれば、より良い苗を求めて技術的に努力しなくてはいけませんが、自分で食べる野菜の苗なら多少不格好でも、不完全でも結果育てばいいんです。
失敗したって、栽培期間の短い苗ですから、種まきし直せばいいし、経験を繰り返せばだんだん苗作りの腕もあがってきます。
それに、まじで面白いですから「野菜の苗作り」めっちゃおススメです(^^♪
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