【家庭菜園】培養土とは?「プランター栽培」や「苗作り」の土にはなぜ培養土を使うのか解説します

2021年9月22日

野菜作り初心者
野菜作り初心者
プランターで野菜作りをしている友人に「培養土はホームセンターで買ったらいいよ」って教えてもらったんですけど~なんでわざわざ土を買わなきゃいけないんですか? 畑があるなら、その土を持ってきて使えばいいんじゃないんですかね?

そんな素朴な疑問をお持ちの方は多いはず

だって…土ですよ、ただの土!!

都会に住んでいる方なら入手するのは難しいかもしれませんけど、ちょっと郊外にいけば、その辺掘れば無限にありますからね~「お金を出して購入する意味が分からない」と考えても不思議ではありません。

それでも培養土を購入する意味はちゃんとあるんです。

目次

培養土とは?

まず培養土とは何か?を簡単に説明しますと、用途別に作られた「人工の土」になります。自然そのままの「畑の土」とは基本的に異なる土なんです。

材料は赤玉土、黒土、鹿沼土、ピートモス、パーライト、バーミキュライトなどなど…これらを混ぜ合わせ、pH調整(酸度調整)したり、肥料分を添加してつくられます。

主な用途は①苗を育てるための「育苗用」と②プランターや鉢で野菜を育てるための「栽培用」で、更に栽培する作物に合わせて、独自の配合がされたものも販売されています。

培養土は育苗ポットやプランターなどの人工的な環境で植物を育てるための特別な「土」なんですね。

培養土の特徴(性能)

培養土に使用する材料いろいろありますが、それぞれ得意とする特徴を持っています。例えば、ピートモスは保水性が高く、バーミキュライトやパーライトは保肥力が優れています。

これらの材料を混ぜ合わせて作られた培養土ですから、畑の土に比較して優れた性能を持っているんです。

培養土の特徴(性能)を列挙しますと…

保水性…植物が成長するために必要な水を保持します。
排水性…保水性と相反する性質ですが、水はけよくして根腐れを防いでくれます。
保肥性…水やりしても肥料成分が流れないように捕まえておく性質です。

すごいでしょ、培養土

なぜ「苗作り」や「プランター栽培」の土は畑の土じゃ駄目なの?

育苗に使う「育苗ポット」も野菜栽培に使う「プランター」も入れられる土の量には限界があります。限られた容積で自然界ではあり得ない土中環境ですから、より植物が生育するために適した土が必要なんです。

試しに畑の土で育苗をしてみれば、水やりしてもなかなか吸収しませんし、無理やり水を含ませても今度は排水が悪くて根腐れを起こしてしまいます。

それに畑の土にはどんな肥料成分が残存しているか分かりません…もしかしたら病原菌がいる可能性だってあります(培養土は予め殺菌されているので安全です)。

一方、畑には土が無限に広がっていますから、畑の植物は自分が生存するために、根っこをいろんな場所に張り巡らせることが出来るんです…(例えば肥料成分を探し求めたり、水分が多すぎる場所を避けたり)、育苗ポットやプランターの中の根っこは逃げ場所がないですから、より良い土が必要になるってことなんですね。