【家庭菜園】リーフレタスをプランターで栽培する方法
<この記事の内容>
レタスの中でも栽培が簡単なリーフレタスをプランターで育てる方法を説明しています。
リーフレタスの種類|プランター栽培におススメのリーフレタス
リーフレタスと呼ばれるレタスにはいくつかの種類があります⇒サニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、サンチュ、フリルレタス(玉レタス以外は全部リーフレタスでしょうね)などなど。
その中でもプランター栽培におススメするのはサニーレタス、グリーンリーフ、サンチュです。
※ロメインレタスは病気に弱く、条件が良くないとなかなか大きく育ってくれません(管理人の経験)。
※フリルレタスはプランターでも育てられそうですが、ちょっとマニアックなレタスで家庭菜園向けの種があまりない…
因みに玉レタスはプランターで育てた経験がありません⇒大きなプランターと日当たりの良い場所があればベランダでも栽培できそうですけど…そのうち試してみます(^^♪
リーフレタスの栽培時期は?
サカタのタネ「レッドウェーブ」で栽培時期を見てみましょう。
※レッドウェーブはサニーレタスの定番品種です(その昔の話ですが、とある会社で有機農場を運営していた頃、散々お世話になりました)。
植付時期は3月上旬~中旬、10月中旬~下旬がおススメです。
※ベランダで育てるなら2月の植え付け、12月の栽培は外気温が低く保温資材が必要になります⇒この時期だけプランターを室内に移動して育てる方法もいけますよ(^^♪
反対におススメしない時期は6月~9月の高温期になります。
とにかくレタスは高温多湿に弱い…(なのでレタスの主産地は長野や群馬などの冷涼な高原地なんです)
レタスの発芽適温は15℃~20℃、生育適温15度~20℃で葉物野菜の中でもかなり低めです⇒小松菜と比較しても発芽適温、生育適温は5℃程低い
リーフレタスの病害虫は?
レタスはそもそも病害虫の少ない野菜です。
プランター栽培なら、なおさら心配ないかな…
・アブラムシとアブラムシがもたらす伝染病
対策:とにかく肥料のあげ過ぎに注意です…それでもやっぱりアブラムシは付いてしまいます⇒霧吹きでこまめに吹き飛ばしてやりましょう(無農薬ではこれくらいしか対策がない)。
・ヨトウムシ類
対策:親のヨトウガが飛来して卵を植え付けることがあります⇒卵や幼虫を見つけ次第捕殺してしまいましょう。
・軟腐病…高温と湿気で発生する病気です。
対策:とにかく風通しを良くしてあげることです‼
プランター栽培なら、あまり心配はいらないかもしれませんが…
リーフレタス|プランターの大きさは?
プランターの大きさに縛りはありません。
大きく育てたければ大きなプランター、コンパクトに育てたければ小さなプランターを用意しましょう。
リーフレタス|プランターの土は?
野菜栽培用の培養土なら何でもOK
培養土を再生利用したり、畑の土を混ぜて使う場合は熱湯消毒してから使用することをおススメします。
病原菌や虫の卵が土の中にあるかも⇒念のためです。
リーフレタスをプランターで栽培する方法
①レタス苗を購入して育てる
時期になるとホームセンターでレタス苗を見かけますが、状態の良くないモノも多く注意が必要です。
注意)レタス苗は植えられる状態に育ってから、ダメになるまでの時間が短いのが特徴です。
ホームセンターで売れ残っている苗⇒葉っぱが細くヒョロヒョロの状態のものは避けましょう。
②レタス苗を自宅でつくって育てる
レタス苗は自宅でも簡単に育てることができます。
用意するのは、育苗用の培養土、育苗セル、覆土に使うバーミキュライト(なくても良いかも)だけです。
室内に日当たりの良い場所があれば、レタスの苗作りはそれほど難しくありません。
苗作りも面白いですよ~挑戦してみては如何でしょう?
自宅で苗作りからプランターへ植え付けるまでの流れを動画にしてみました…参考にどうぞ。
③プランターにレタスの種を直播する
レタスの種は小さくて発芽率が低いので、間引きする前提で沢山種を落としておきましょう。
種まきしてから発芽するまでは、上から水やりしたくないので、種まき前にたっぷり水を土に含ませておくのがポイントです⇒上からじゃぶじゃぶ水やりすると種が動いちゃうのであんまり良くない
発芽したら出来るだけ早く間引きしてあげます。
ひと株だけ大きくそだてるなら株間を広くとりましょう。
間引きが面倒くさいなら、そのままベビーリーフとして育てるのもアリですよ
レタスの水やりは?
レタスは水切れするとすぐにしぼんでしまいます。
水を切らさないように小まめに水やりしてあげましょう。
因みに…かなり乱暴に水やりをさぼって、レタスがぐったり萎んでも諦めずに水やりしてみてください…まだ生きていればびっくりする勢いで復活します。
プランターのリーフレタス収穫
プランターでレタスを栽培するメリットは「必要なだけ収穫できる」ことです。
大きく育った下側の葉っぱから順番に収穫すれば、長期間楽しむことができますよ。
↓おまけ…部屋で育てたサンチェの収穫
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