【家庭菜園】防虫ネット、寒冷紗、ビニールなどの被覆資材をトンネルで畑に設置する~支柱や被覆資材のサイズの選び方とおススメの設置方法
「トンネル支柱の長さ」と「被覆資材の幅」の決め方
まず、畝の幅に合わせた、トンネルの大きさを決めましょう。
「畝の幅」はトンネル支柱の長さと、被覆資材の幅を決める基準になるので、資材を購入する前に計っておきます。
トンネルの支柱を刺す場所は、畝から左右数㎝離した場所になるので、この場合、畝幅70㎝に左右7~8㎝足して(畝幅ぎりぎりだと後々作物が窮屈になります)幅85㎝のトンネルを作ることにしました。
トンネル幅が決まれば「トンネル支柱の長さ」と「被覆資材(ビニールとか寒冷紗など)の幅」を決められます。※「設置したトンネルの幅」と「トンネル支柱の長さ」「被覆資材の幅」の対応表を作ってみたので参考にしてください。
幅85㎝のトンネルを作りたいなら、トンネル支柱1.8m、被覆資材も1.8mのものを購入すればよいことになります。
ホームセンターで売ってる被覆資材を見ればちゃんと幅は何メートルなのか書いてあります。
支柱の本数と被覆資材の長さ
畝の長さで支柱の本数と被覆資材の長さを決めます。
支柱の本数については、おススメの目安として、支柱と支柱の間隔は60㎝、両サイドの支柱は2本ずつ(地面に対して真っすぐ立てるものと、斜めに立てるもの)あればよいでしょう。
被覆資材の長さは「畝の長さ」に「両サイドの地面に垂らした部分」を足すことを忘れないようにしましょう。※地面からトンネルの頂点までの長さを計っておく必要があります。
上の写真のトンネルは畝の長さが3.3mでしたので、支柱の本数が8本、ビニールの長さは5mのものを使いました。ビニールは少し長すぎたのですが、5mの規格でしたので(切るのもったいなくて)そのまま使ってます。
支柱、被覆資材以外に必要なもの
あと、必要なのは杭と紐だけです。
杭はなるべく長いものを購入するのがおススメです。※短いと風が強い日にビニールがあおられて、杭が抜けてしまう恐れがあります。
必要な数は、被覆資材(このトンネルはビニール)の両サイドを止めるのに4本、あとはビニールを上から抑える紐を土に固定するのに必要な数です。
紐については、あんまり細いものを選ぶとビニールを痛めてしまうので、トンネル用の幅の広いものが良いでしょう。
おススメの設置方法~強風に負けないトンネルの作り方
防虫ネット、寒冷紗、ビニールをトンネルで設置する方法にはいろいろありまして、結局人それぞれです。
どんないい加減な方法でも目的を達成できればいいんですけどね…
それでも、虫よけの防虫ネットも、防寒対策で寒冷紗やビニールを張る場合でも、最低限「雨風に耐えられる」強さは欲しいです。
酷い場合には強風の日に畑に行けず、気が付けば「被覆資材がどっかに飛んでちゃた」…なんて悲劇(迷惑)になるかもしれません。(経験済み)
ここで紹介する方法は風に強いトンネルの作り方です。
かなり手の込んだ方法ですが、かなりの強風にも耐えます( とても風の強い地域の農家さんに教えてもらいました)。
防虫ネットを例に動画で紹介します↓
しっかり被覆資材を張れば、もちろん野菜栽培の成功確率は高くなります。
いい加減なトンネル作ると風が吹くたびに心配になっちゃいます…考え方次第ですけどね、ガチガチに強いトンネル作ったほうが安心ですよ(^^♪
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