【ぶらり畑散歩】2019年10月<埼玉県西部>
記録的な大雨になった台風19号(2019年10月13日)ですが、関東近郊の畑はどうなってしまったのか…秋口に襲った台風ですから、冬野菜の出荷にもろに影響するだろうなと想像してます。
とりあえず近場の埼玉県川越近辺の畑の様子を見に行ってみました。
露地栽培のほうれん草ですね、これは完全に台風にやられましたな。葉っぱの痛みは強風の影響でしょう、葉っぱに傷がつくとそこから病気が蔓延する可能性もあります。このほうれん草、復活するだろうか…農家さん心配されていると思います。
水没するような大きな被害はなかったようですが、ところどころ、大雨の爪痕もありました。写真は人参畑ですけど、畝の一部が流されてなくなっています。
でも、ほとんどの野菜は台風に負けず元気でした!!
大根ですね、収穫までもう少し。冬の大根楽しみです。もう土から大根の頭がのぞいていました。
人参畑もこんなに立派になっていました。葉っぱの色もキレイだし順調な様子ですね~
ブロッコリー、これも台風に耐えたようです。
大根も人参もブロッコリーもある程度の大きさに成長していた野菜については、台風にも負けず、生育順調に見えました。が、自然が相手ですから、後で何かしらの悪影響が出てくるかもしれません…あれだけの雨風でしたから、まだ油断できないでしょう。
里芋畑です、収穫が始まっている畑もありました。里芋収穫の時期は、写真のように、葉の緑が黄色くなり始めて、葉が少し垂れたころです。霜が降りる前に収穫しなくちゃいけませんから、里芋農家さんはここが勝負どころでしょう。
埼玉県の川越近辺の畑でしたけど、この地域は台風19号の影響をそれほど大きくは受けていない様子でした。他の産地はどうなんだろ、怖くて千葉見に行けない…お世話になった農家さんも沢山いるので心配です。
いずれにせよ秋から冬にかけて野菜の値段は上がると思います。農家さんも大変な思いをしていますから、消費者の皆さん、高いからと言って野菜を買うのを避けず、農家さんを助けるつもりで残さず消費しましょうね。
同じ地域の先月の様子です↓比べると野菜の成長の様子が分かりますので、こちらもどうぞ。