家庭菜園|9月に植え付けしたい野菜3選|植え付け最終日に要注意、9月はとにかく急ぎましょう!!
<この記事の内容>
・9月の植え付けで注意が必要な「植え付け最終日」について説明しています。
・9月に植え付けしたい、おススメ野菜を紹介しています。
油断大敵‼ 植え付け最終日に気を付けましょう
まだ残暑が続く9月ですが、まだ気温が高いからって油断してはいけません。
秋野菜の種まき、苗植えには「この日を過ぎると気温が足りなくて野菜が育たない」最終日がありまして、9月はその植え付け最終日を迎える野菜が沢山あるんです。
例をいくつかあげてみます(植え付けの最終日には地域差があるので、関東の中間地で説明します)
・大根、年内に収穫したければ、種まきは9月上旬まで
・白菜(大玉)、苗の植え付けは9月下旬まで
・キャベツ、品種を選んで9月上旬が苗の植え付け限界でしょう
なんてことにならないように気を付けてくださいね。
9月の植え付け作業は「とにかく急げ」です
上の例で大根を年内に収穫したいのなら、最終種まき日は9月10日になりますが、9月10日まで待つ必要はありません。
畑の準備が整っているなら、さっさと種まきしてしまいましょう。
のんびり構えて、もし9月10日前後に雨が降ってしまえば種まき出来ず、あっさり最終日を逃してしまいます。
9月の植え付けのコツは、種まき苗植え出来るタイミングは確実に逃さないことです。
秋野菜の植え付けは、時期さえ逃さなければ7割~8割は成功したようなものですから、早め早めに植え付け終わらせて安心してしまいましょう(^^♪
9月におススメの野菜
白菜
苗の植え付けは9月下旬までになります。
なんたって冬野菜の王様、絶対に植え付けを逃したくない野菜です。
白菜の品種には生育期間が短いもの(早生)長いもの(晩生)があって、同じタイミングで植え付けしても収穫時期をずらすことが可能です。
例えば9月20日に「早生60日の品種」と「晩生90日の品種」を植え付けすれば、60日後の11月20日頃と90日後の12月20日頃に収穫することができます。
白菜は畑に直接種まきしても、苗を植えても作ることが出来ますが、おススメは「苗植え」です…畑に種を撒いて育てる場合、発芽直後にキスジノミハムシや青虫に襲われるかもしれません。
白菜は畑で日持ちする野菜ですから、少し多めに植え付けしても消費に困ることはまずありません(売るほど作ってしまえば話はべつですよ~)
収穫時期を品種でずらして、長い期間収穫を楽しむつもりで植え付けしてみてください(^^♪
大根
年内収穫なら種まきは9月上旬までです。
こちらも冬に楽しみたい野菜のひとつです。
過去の経験からいって、この時期(8月下旬~9月上旬)に種まきする大根が年間通して一番作りやすいです。
寒くなる時期なので、発芽直後の時期さえ乗り越えてしまえば害虫被害の心配はほとんどなくなります(まったくないってことはありませんよ)。
害虫被害のことだけ考えれば、もう少し遅い時期に種まきして年明けの収穫を狙えばいいのですが、厳寒期(12月~1月)になると今度は保温管理する必要が出てきます。
大根は白菜と違って畑で日持ちしない野菜です。それに、それほど沢山消費出来る野菜ではないので、種まき日をずらしながら、少しずつ収穫できるように作付けしてみてくださいね。
葉物野菜あれこれ
小松菜、水菜、春菊、青梗菜などなど、暑さに弱い葉物野菜も種まきに適した季節です。
生育期間の短いこれらの葉物野菜は(品種にもよりますが)10月に入っても種まきできるので白菜や大根のように焦る必要はありません。
ちょっとずつでもいろんな葉物野菜があると楽しいですからね、9月~10月にかけていろいろと試してみては如何でしょうか。
おわりに
9月はまだ感覚的に「夏の終わり」なのですが、野菜の植え付けは終盤戦になります。
畑を始めた頃はこのギャップにやられて、作付けのタイミングを逃してしまうことが多くありました。
夏の気配に騙される…皆様どうかお気を付けください‼
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