【家庭菜園】無農薬でも失敗しない水菜、小松菜の作り方

2021年9月19日

作り易い野菜として紹介される水菜と小松菜ですが、実際に畑で作ってみると害虫にやられたり、病気になったり…プランターに種まきしてみれば、もやしみたいに徒長しちゃったり、意外とトラブルの多い野菜だったりします。

簡単だって言われたのに…水菜も小松菜もうまくいかないとなれば、せっかく始めた家庭菜園だって面白くないですよね。

水菜も小松菜も栽培するのにちょっとしたコツといいますか、ポイントがありますので、季節ごとに説明していきたいと思います。

目次

3月~4月上旬 芽出し(発芽)に注意

3月~4月の上旬は上手に芽出しするために「種まき直後のひと手間」が大切になります。

種を撒いて芽出し(発芽)させるためには、温度と水分の確保が大切なのですが、まだちょっと寒いので、種まきした直後に不織布(パオパオ)で「べたがけ」してあげるとキレイに発芽してくれます。

地面にべたっとかけるので「べたがけ」

※水菜も小松菜も5℃以上あれば発芽しますが、適温は20℃~25℃とされています。

芽出し(発芽)した後は害虫の餌食になってしまいますので、すぐに防虫ネットで対策してください。

注意)暖かくなったのに不織布(パオパオ)を掛けたままにしておくと、今度は温度が高くなりすぎて芽が徒長(もやしみたいにひょろひょろな状態)してしまいます。水菜や小松菜が発芽したら、不織布は早めに回収してしまいましょう。

4月下旬~5月 害虫対策があれば大丈夫

4月も下旬になると気温もだいぶ高くなるので、芽出し(発芽)失敗の心配は少なくなります。

もう発芽のための不織布は必要ありませんが、害虫の活動が活発になってくるので、種を撒いたらすぐに防虫ネットを張ってあげましょう。

やっぱり防虫ネット…防虫ネットに守られてすくすく育ってます(^^♪

6月~8月上旬 暑さ、湿度対策を

水菜も小松菜もアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜は総じて暑さに弱い…

大きく成長した頃、暑さと湿度で蒸れて病気になることが多々あります。この時期に種まきするなら、株間と条間を広めにとって、生育後半の通気性を確保してあげてください。

あまりにも気温が高いのであれば、寒冷紗でトンネル内の温度をコントロールする必要があります。※寒冷紗には防虫効果もあるので安心です…寒冷紗を使わないのであれば防虫ネットが必要になります。

寒冷紗の中で生育中の小松菜

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この時期は気温が高く、水菜も小松菜もぐんぐん育ちますが、収穫できる大きさになってから痛み始めるまでの時間も異常に短く、収穫適期(野菜を美味しく食べられるタイミング)の判断が難しくなります。少し小さくても、みずみずしくて美味しそうなら収穫してしまうことをおススメします。

8月下旬~9月 気を付けるのは害虫だけです

気温が下がり始めて、生育に適した時期になります。

防虫ネットさえしてしまえばそれほど気を使う必要はないのですが、種まきから発芽までの間に畑が高温で乾燥してしまうなら、水やりが必要になります。

10月 水菜、小松菜栽培に適した季節になりました

10月に入るとぐっと気温が下がり、害虫の動きも鈍くなってきます。

種まきから収穫まで、少し大きめの不織布でべたがけしておけば大丈夫、防虫ネットは必要ありません(防虫ネットでも問題ありませんが)

不織布で育てた水菜…パンパンになっちゃった
不織布はがしてみると、水菜出来てます(^^♪
不織布の中で生育中の小松菜
小松菜もできた(^^♪

11月~12月 寒すぎるので種まきは止めておきましょう

さすがに寒いです…この時期の種まきはおススメしません。

肥料について

水菜も小松菜もそれほど肥料が必要な野菜ではありません。

肥料を上げすぎるとアブラムシが寄ってきますので、元肥は少なめに(多少乱暴ですが元肥なしでもある程度までは育ちます)あとは様子を見て追肥してあげれば大丈夫ですよ。

苗を作って畑に植える方法

水菜も小松菜も一般的な植え付け方法は「種を直接畑に撒く」ですが、「苗を作り畑に植える」やり方もあります。

畑に植えたばかりの小松菜の苗、植えたあとすぐに防虫ネットしてあげました。

自宅で苗を作れば、低温期や高温期の発芽障害に悩まされなくて済みますし、畑に植えてから収穫までの期間を短縮することができます。

お家で苗作り…右が小松菜の苗です

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