【家庭菜園】無農薬で防虫ネットが必要な野菜、必要ない野菜、防虫ネット出来ない野菜まとめ
無農薬栽培で絶対に防虫ネットした方が良い野菜、必要ない、したくても出来ない野菜の種類は?
畑の野菜全部に防虫ネット掛けるのもナンセンスですものね~そこで、害虫被害が特に多い、防虫ネットが必要な野菜を紹介していきたいと思います。
防虫ネットが必要な野菜
アブラナ科の葉菜(春~秋)
アブラナ科の葉菜には意外と沢山の種類がありまして、代表的なところで、小松菜、水菜、青梗菜、ルッコラ、野沢菜、からし菜、キャベツ、白菜…などなど
アブラナ科の野菜はとにかく天敵害虫がいっぱいです。
アオムシ、ヨトウムシ、コナガ、野菜ゾウムシ、名前もわからん芋虫…これらの害虫は葉っぱを食べますから、アブラナ科の葉菜が被害にあえば収穫は絶望的です。
特に春から夏にかけて、こいつらは猛威を振るいます。
種まきして暫くは被害がなくても、どこからともなく害虫の親(アオムシなら蝶々)が飛んできて、野菜に卵を植え付け、孵化した幼虫がむしゃむしゃと野菜を食べてしまいます。
春から夏の時期にアブラナ科の葉菜を作るのなら、防虫ネットを張って害虫から守ってあげましょう。
防虫ネットをしたほうが良い野菜
アブラナ科の葉菜(秋~冬)
おなじアブラナ科の葉菜でも、季節によって事情は変わります。
基本的に害虫は気温が下がってくると動きが鈍くなるので、秋から冬(地域差はありますが、11月頃~1月いっぱい)は防虫ネットを張らなくても被害は少なくなります。
枝豆
夏場に楽しみたい野菜の代表格の枝豆ですが、これも害虫被害の多い野菜です。
カメムシ、マメシンクイガ、ハスモンヨトウなどなど、枝豆の生育初期はカメムシ、後期にシンクイムシ、ヨトウムシに襲われます。
収穫直前に枝豆を食い荒らす害虫を見つけたときの悲しさといったらもう…心が壊れます。防虫ネットで育てる人は少数派なんですけどね~できれば、防虫ネットで守ってあげたい野菜です。
背丈が高くなるので、大きめの防虫ネット(幅180㎝)がおススメです。
防虫ネットが必要ない野菜
比較的に害虫被害が少なくて、防虫ネットが必要ない野菜をいくつか挙げておきます。
夏野菜
トマト、ナス、ピーマン、ししとう、オクラ、カボチャ、ズッキーニ
根野菜
サツマイモ、じゃがいも、ゴボウ、秋の大根、人参
ざっくりこんなところでしょう。
防虫ネットしたくても出来ない野菜
最後に「本当は防虫ネットしたのだけど物理的に難しい野菜」を紹介しておきます。
トウモロコシ
これも害虫被害の多い野菜です。せっかくできたトウモロコシに虫(主にアワノメイガ)が侵入して食い荒らしてしまいます。
収穫する頃に防虫ネットで守ってあげたいのですが、背丈がでかくてネットに収まりません。
ブロッコリー、茎ブロッコリー、カリフラワー
ブロッコリー、茎ブロッコリー、カリフラワーなどもアブラナ科なので害虫被害が多い野菜です。
できれば収穫まで防虫ネットの中で育ててあげたいのですが、生育の後半になると背丈が大きくなるので防虫ネットに収まりません。
おわりに
畑で栽培する野菜は、自然と生えている植物ではなく、人間の都合で植えられたものです。
害虫にしてみれば「普段目にすることのない御馳走」なのでしょう。
害虫に狙われたら最後です、防虫ネットでしっかり守ってあげてください(^^♪
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