【ベランダ菜園】虫がつきにくい野菜、虫がつきやすい野菜は?
ベランダ菜園で虫がつきにくい野菜、虫がつきやすい野菜の種類をいくつか紹介します。
ベランダ菜園で虫がつきやすい野菜
小松菜やキャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科葉物野菜
虫がつきやすい野菜の代表格はアブラナ科の野菜です。
特に注意が必要な害虫は葉っぱを食害するアオムシ、モンシロチョウの幼虫になります。
ベランダでもお構いなし、春になるとモンシロチョウはアブラナ科野菜を見つけてアオムシの卵を植え付けてしまいます。
アオムシだけではありません。
ベランダ菜園ではあまり見かけませんが…ヨトウ蛾の幼虫、ヨトウムシにも要注意です。
カブやラディッシュなどのアブラナ科の根菜
カブ、大根、ラディッシュなどのアブラナ科の根菜も虫がつきやすい野菜になります。
気を付けたい主な害虫はやっぱりアオムシとヨトウムシです。
※ただし、葉っぱが酷くやられない限り、肝心の根っこまでダメになることはありません。
ベランダがモンシロチョウとアオムシ天国になる恐怖に打ち勝てるなら大丈夫でしょう。
トマト、ミニトマト
ベランダ菜園でも人気のあるトマトですが、夏の高温乾燥時期になると目に見えない小さいダニ類(サビダニなど)が発生することがあります。
とても厄介な害虫で、一度発生すると爆発的に増殖してあれよあれよとトマトをダメにしてしまいます。
ダニ類は無農薬で防ぐのはとても難しく、管理人も何度かベランダでトマト栽培を試みたのですが、ことごとく失敗…ついに諦めました。
ベランダ菜園で虫がつきにくい野菜
レタス類
レタスはキク科の野菜で虫のつきにくい葉物野菜です。
玉レタス、サニーレタス、グリーンリーフ、サンチェなどなど…
葉物野菜の天敵、モンシロチョウとその幼虫のアオムシはレタスにはつきません。
ヨトウムシが発生することがありますが、早期に発見すれば対処できるので注意さえしていれば大丈夫です。
ほうれん草
ほうれん草はヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属の野菜で葉物野菜の中では比較的に虫がつきにくい野菜になります。
ほうれん草はアオムシ被害が少なく、ヨトウムシ被害にあうことはありますが、アブラナ科の葉物に比べてぐっと害虫は少ないです。
小ネギ、ニラ、大葉、空芯菜、ツルムラサキ
小ネギ、ニラ、大葉、空芯菜、ツルムラサキはそもそも害虫被害の少ない葉物野菜です。
個人的な経験ですが、過去にベランダで栽培して害虫被害にあったことはありません(無農薬でまったく害虫被害がないとは言い切れませんが…)。
※畑で栽培すると、アザミウマやヨトウムシ、ダニ類など、それぞれの害虫に食害されることがありますが、ベランダ菜園は畑と違い、周囲の環境に害虫が少ないため(害虫密度が低い)被害にあう確率が低いのでしょう。
ニンジン、ミニキャロット
ニンジン、ミニキャロットはセリ科の野菜で害虫被害の少ない根菜になります。
たまにヨトウムシが葉っぱを食害することがありますが、早めに発見して取り除いてあげれば大丈夫です。
※根菜類は飛来してくる害虫だけでなく、そもそも土の中にいる害虫にも注意が必要ですが、ベランダ菜園の場合、新しい培養土や殺菌処理した土を使えるので安心です。
ナス、シシトウ、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、キュウリ
トマト以外の夏野菜はベランダ菜園で虫がつきにくい野菜と考えて良いでしょう。
もちろん、まったく被害がないとは言い切れませんが…
夏野菜をベランダ菜園で育てる場合に注意が必要なのは、害虫被害よりむしろ「日当たりの良し悪し」「水やり」「病気の発生」になります。
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