【お家で野菜作り】ベビーリーフの作り方、育苗用セルトレーを使ったお手軽な方法
ベビーリーフは種まきから収穫までの時間が短くて、家の中でも比較的に育てやすい野菜です。
栽培の方法に決まりはなくて、基本的に土と種があれば栽培できるのですが、失敗の少ない、セルトレーを使った簡単な栽培方法を説明します。
この方法なら、お家の中でも簡単にベビーリーフを始められますよ。
ベビーリーフとは?
あらためて「ベビーリーフとは?」を説明しますと「いろんな野菜の若い葉っぱを混ぜ合わせたもの」になります。
種を撒いて、本葉が展開して、程よい大きさに育った若葉を収穫して混ぜ合わせたのがベビーリーフです。
ベビーリーフに使われる野菜の種類には特に決まりはなく、好みの彩りや食感、風味にあわせて、自由に組み合わせることができます。
ベビーリーフに使われる代表的な野菜の種類を紹介しておきますと
レタス類:サニーレタス、フリルレタス、エンダイブ
ほうれん草、赤軸ほうれん草
アブラナ科:水菜、小松菜、ルッコラ、ターサイ、からし菜
ビーツの若葉(赤軸で彩りがいいんです)…などなど
葉物野菜なら何でもありです(^^♪
「苗の作り方」で「ベビーリーフの栽培」はできちゃうんです。
苗作りも、ベビーリーフの栽培も、種を撒いて本葉がある程度の大きさになるまで育てます。
実はほとんど同じなんです。
一般的に、ほうれん草や水菜、小松菜などの葉物野菜は苗作りをしないで、そのまま種を地面に撒きますが「苗作り」することだって出来ます。
ですので「苗作り」とおんなじ種の撒き方、育て方でベビーリーフは栽培できちゃうんです。
育苗用のセルポットを使ったベビーリーフ栽培の方法
ここで紹介するのは、育苗用のセルトレーを使ったベビーリーフ栽培の方法です。
お家でベビーリーフを栽培するのなら、大きなプランターを用意するより、苗作り用の資材を使った方がコンパクトにできますし、移動も楽ちん、水やりなどの管理も簡単です。
※種まき~水やりについては「セル苗の作り方」と同じ方法なので、詳細は関連記事を参照してみてください。ここではざっくりと手順を説明しておきます。
《関連記事》【お家で苗作り】苗作りを始めよう。簡単お手軽、セル苗の作り方
用意するもの
セルトレー:200穴、若しくは128穴
育苗用の培養土
セルトレーが収まるトレー
覆土用のバーミキュライト(なくてもOK)
種について
「サラダミックス」などの名称で予めいろんな種類の種を混ぜ合わせて販売されているものもありますが、それぞれの野菜の種を単体で購入してもOKです。
種自体はそれほど高価なものではありませんので、好きな野菜の種を選んで自分で組み合わせるのも楽しいですよ。
種まきの方法
①セルトレー土を詰めます。
②指先で押さえてくぼみを作ります。
③種を撒きます
④覆土
⑤水やり
後は、お家の中で一番日当たりのいい場所においてあげてください。
多少徒長しても大丈夫です。生育が進むにつれて立派に葉っぱは育ってくれます。
もし、お家の中に日当たりの良い場所がなくて、下の写真のように長く徒長してしまった場合は、植物育成用のLEDライトの購入を検討してみてください。※アマゾンで2,000円~3,000円程で購入可能です。
収穫
根っこから1㎝ほどを残して、ハサミかカッターでバサバサと収穫します。
収穫が終わったセルトレーはそのまま管理してあげればまた新芽が出てきますから、そのまま育てて2回目の収穫も可能です。※培養土の肥料が切れるかもしれませんので、葉色が薄くなってきたら、水やりの時に液肥を少しずつ足してあげてください。
おわりに
ベビーリーフは自分でいろんな野菜の組み合わせを試せるのが魅力です。彩りが欲しければ、赤色のサニーレタスや赤軸ほうれん草を、風味が欲しければルッコラやからし菜などの香味野菜を、別に決まりはありませんから、自分好みのベビーリーフを楽しんじゃってください。
お家の中で野菜を育てる魅力は「成長を間近で見ることができる」ことです。ベビーリーフは成長も早くて失敗も少ないですから、お家の中で育てるにはもってこい。
食卓のちょっとした付け合わせに、いつもベビーリーフがあると便利ですよ~
おススメですから、是非試してみてください‼
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