【家庭菜園】無農薬で野菜を育てるコツ、基本的な考え方
<この記事の内容>
無農薬で野菜を育てるコツ、基本的な考え方について解説しています。
そんなことはありません(^^♪無農薬だって、ちゃんとコツを抑えれば野菜を育てることは出来ます。
無農薬で家庭菜園を楽しむコツはたったの2つです。
どうやって害虫から野菜を守るのか?
どうやって野菜を病気にしてしまう微生物やウィルスの増殖を抑えるのか?
無農薬で害虫から野菜を守る方法
①害虫が少ない季節に育てる
ほとんどの害虫は気温が高い時期に活発になります。
ですので、「気温が低い、そもそも害虫が少ない時期を選んで野菜を育てる」ことが無農薬栽培のコツなんです。
春なら…気温が低いうちに植え付け⇒気温が高くなる前に収穫
秋なら…気温が低くなるのを待ってから植え付け⇒冬はそもそも害虫が少ないので安心
※それぞれの野菜について、無農薬で育てやすい(害虫が少ない)時期は「野菜の種類ごとの記事」に記載しています⇒《関連記事》【家庭菜園】無農薬栽培の方法|野菜の種類ごとの記事まとめ
②物理的に侵入を防ぐ
それでもやっぱり害虫はやってきます(-“-)
とどめは防虫ネットで物理的に野菜を害虫から守ってあげましょう。
<防虫ネットに入りきらない大きな野菜はどうすれば良いの?>
問題は防虫ネットに入りきらない夏野菜や大きく育つブロッコリーやカリフラワーなどの野菜です。
夏野菜の多くは防虫ネットなしでも大丈夫です、多少害虫被害にあいますが致命傷にはなりません。※夏野菜でもトマト、トウモロコシの無農薬はちょっと難易度が高いです。
どうしても難しいのは春のアブラナ科大型野菜(ブロッコリーやカリフラワーなど)です…
生長して大きくなるにつれて気温が高くなるので、防虫ネットも使えず害虫を防ぐことができません。
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無農薬で野菜を病気から守る方法
①蒸れさせない、風通しを良くする
野菜を病気にする病原菌の多くは、高温多湿条件で増殖します。
ですので、野菜の地上部は出来るだけ乾いた状態にしてあげましょう。
風通しを良くするために、株間を少し広めにとる、風通しを邪魔する雑草を取り除くなど…少しの気遣いが野菜を病気から守ってくれます。
②なるべく触らない
畑で育っている野菜を手指でベタベタ触ると、茎や葉っぱに傷がつき、そこから病原菌が侵入してしまいます。
特に土に触れた後の手指は要注意です。
土には病原菌が沢山います…泥だらけの手指で野菜をいじくるなら、病原菌を野菜に擦り付けているようなものです。
③泥はねに要注意
土の中の病原菌は「泥はね」でも野菜を病気にしてしまいます。
マルチで「泥はね」を防いだり、雨の日に畑を歩いて「泥はね」しないように注意しましょう。
④野菜ができたらさっさと収穫する
特に春から夏にかけては病原菌が活発です。
春夏野菜は野菜が育って収穫できるようになったらなるべく早く収穫してしまいましょう。
まとめ
畑は自然にとって異常な空間です、一か所に同じ植物が密集している状態は自然にはないですからね…
家庭菜園だって、本来そこにない植物を人間の好みで植え付けするのですから虫や微生物には、普段食べられないご馳走がずらっと並んでいる高級レストランみたいなもんです。
無農薬で野菜を育てる大きなコツは「病害虫が少ない季節に育てる」「病害虫を野菜に近づけない」ことです。
病害虫が少ない季節は大体その野菜の旬なんです。
病害虫が多い季節に育てて、農薬で無理くりコントロールする考え方より、ずっと健康的な考え方だと思うんですけどね~
コツさえ外さなけらば、意外と無農薬でも野菜作りは楽しめますよ(^^♪
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