【室内栽培】三つ葉の育て方

<この記事の内容>
お家の室内で三つ葉を種から育てる方法を説明しています。
※無農薬ではコントロールできない害虫が発生しますので、自然由来の農薬も紹介しています。

<三つ葉とは>
・セリ科ミツバ属の多年草
・林の日陰に自生していることもあるそうです。
・育て方で根三つ葉、切り三つ葉、糸三つ葉と呼び方が変わります。

目次

室内栽培|三つ葉の主な病害虫

個人的な経験ですが、室内でも何故か三つ葉にハダニが発生します。
いまだに何処からハダニがやってくるのか不明なのですが…とにかく注意は必要です。

対策:ダニ類の被害は無農薬で防ぐのは難しく、せめて「微生物が生産する天然物農薬」を紹介しています。↓これです

室内栽培|三つ葉の栽培時期、生育温度は?

三つ葉の生育適温は10℃~25℃なので、室内なら真冬でも育てられます。
※因みに、露地(外の畑)で育てるなら種まき時期は春です。

気温が高すぎると育ちが悪くなるので、真夏は室内での栽培は難しいかも…(24時間冷房のついている部屋なら別ですが)

室内栽培|三つ葉栽培に使用する土は?

ホームセンターで購入できる野菜栽培用の培養土でOKです。

再利用の土ならば、太陽熱消毒か熱湯消毒しておいた方が安心でしょう。

室内栽培|三つ葉の種まき

三つ葉は育苗セルに種まきして、苗作りしてから植え替える方法をおススメします。

三つ葉は発芽までにやたらと時間がかかります。

発芽までの長い期間の管理を考えると、個人的にはプランターに直接種まきするのはおススメしません。

厄介なのは水やりでして、プランターに種まきした場合、ジョウロなどで上から水やりすると種も覆土も流れてしまいます。

育苗セルなら底面から水やりできるので、水やりで種が動いてしまう心配はありません。

いつ芽が出るのか不安なまま、上手くいかない水やりを続けるストレスを考えると、面倒でもセル苗を作って植え替えた方が良いんじゃないですかね。

《関連記事》【お家で苗作り】苗作りを始めよう。簡単お手軽、セル苗の作り方

三つ葉の苗植え(鉢替え)

育苗セルから「すぽっと」苗が抜けるようになったら、できるだけ早くプランターに植え替えてあげます。

株間は4~5㎝あればOKです。

室内栽培|三つ葉は家の中のどこで育てる?

家の中の日当たりの良い場所(窓際とか)で育ててあげてください。

三つ葉は陰性植物なので室内栽培向きの野菜です

室内栽培の場合、家の中の日当たりの良い場所でも、植物育成用のLEDを使っても、どうしても露地(外の畑)に比べて光が不足してしまいます。

でも大丈夫、三つ葉は陰性植物なので比較的に光を必要としない室内栽培向きの野菜なんです。

他の葉物野菜(特にアブラナ科の小松菜とか、水菜とか)が光不足で室内で育たなくても、三つ葉なら育ちますよ。

室内栽培|三つ葉の水やり

水耕栽培されている程なので、湿った状態が好きなのでしょう⇒土を乾かさないように気を付けてください。

室内栽培|三つ葉の収穫はいつ?

室内で育てる場合、株を大きく育てることは期待しない方が良いと思います⇒室内環境はやっぱり自然環境とは違うんですよね…

葉っぱが食べられる大きさに展開したら、なるべく早く摘み取ってしまいましょう。

株数がいくつかあれば、薬味として十分な収穫量になります。

ちょっとした薬味使いに丁度良いんです(^^)

次から次へと新しい葉っぱが育ってくるので、しばらく楽しめます(^^♪