【家庭菜園】大葉を室内で育てる方法
ここでは大葉を室内で育てる方法を紹介しています。
※大葉の露地(外の畑)で育てる方法はこちら
《関連記事》【家庭菜園】大葉の育て方|露地栽培、畑で育てる方法
大葉の室内栽培|栽培時期は?
大葉は室内なら一年中育てることができます。
大葉の栽培適温は20℃~25℃、ちょうど人が快適と感じる温度帯ですから、夏はエアコン、冬は暖房で調整された室内で良いんです。
ただし…冬場はさすがに気温(夜温)が低いので、大葉を成長させることは出来ません⇒気温が下がる前に大きく育てておきましょう。
※大葉は短日性植物なので「日長(明るい時間の長さ)」が短いと花をつけてしまいます。冬場に栽培する場合はお日様の光だけでなく、植物育成ライトの併用をおススメします。
大葉の室内栽培|日当たりについて
大葉は陰性植物で(比較的に)光を必要としない植物です。
とはいっても、そもそも室内ですからね…どんなに条件が良いお家でも、やっぱり日光は不足してしまいます。
できるだけ日当たりの良い窓の近くで育ててあげましょう⇒一日のうち、2~3時間は直射日光が欲しいです。
【ベランダ菜園】ベランダの日当たりの良し悪しを確認する方法、「日当たりが悪くても育つ野菜」と「日当たりが良くないと育たない野菜」について
※陽性植物と陰性植物についても少し触れています。
プランターの大きさと培養土
特に決まりはありません。小さくコンパクトに育てたいなら小さなプランターや鉢を、大きく立派に育てたいなら大きなものを選びましょう。
※ちなみに…大葉は十分な根域(根が張る土の量)があれば1m以上になる植物です、でかいプランターで巨大な大葉育てても面白いですけどね~コンパクトに育てるなら直径15㎝の鉢があれば十分ですよ。
培養土はできれば「種まき用」ではなくて「栽培用」を選びましょう…種まき用でも育ちますけどね。
大葉は種から育てる?苗から育てる?
あまり手間をかけずに大葉栽培を楽しむなら苗から育てるのをおススメします。
大葉は生育期間が長いので、少しお金をかけて苗から育てても損した気分になりませんし、なにより、大葉の種は発芽が難しい…「せっかく撒いた種なのに、いつまでたっても芽が出ない」⇒これ結構切ないです。
※植物の種は種類によって大小様々で、種が小さいと発芽し難く、種が大きいほど発芽し易い傾向があります⇒大葉の種はとにかく小さくて芽がでない…
大葉を種まきして発芽させる方法は?
大葉の発芽温度条件は25℃~30℃、好光性種子で発芽に光を必要とします。
大葉が発芽するまでの時間は(温度と光の条件が整っていても)10日~15日、その間ずっと水を切らさないように注意しましょう。
大葉の種はとても小さく、種まきした後、上からじゃばじゃば水やりすると種が動いてしまいます⇒水やりは底面潅水がおススメです。
大葉の栽培管理
水やり
理想は土を乾かさないように「少しずつ水やり」です。
なかなか上手くいかないですけどね…少しくらいさぼってしんなりしても水やりすれば復活しますよ
追肥
プランターで栽培する場合、土の量に限りがあるので肥料は継続的に入れてあげる必要があります。
おススメは液体肥料です。
水やりの際に定期的に液体肥料を混ぜてあげると良いです。
大葉の摘芯方法は?
大葉がある程度(高さ20cm程)になったら、摘芯して脇芽の成長を促します。
方法は大葉のてっぺんの生長点をプチっと摘み取るだけです。
脇芽を増やすと収穫量も増えるので、適当なところで摘芯してしまいましょう。
【家庭菜園】野菜栽培の摘芯とは?何のためにやるの、どんな効果があるの?
※摘芯すると沸芽が成長する仕組みについて解説しています。
大葉の収穫方法は?
軟らかい葉っぱを選んで摘みます⇒大きく育った葉っぱは硬くて美味しくないです…やっぱり、スーパーで売ってる大きさの大葉が美味しくてベストな状態みたいです。
大葉の葉っぱが大きくなると茶色く変色したり、状態が悪くなってくるので、見た目が悪い葉っぱは容赦なく切り捨ててしまいましょう。
キッチンに近いところで栽培している最大の利点は、収穫して直に食べられることです。
新鮮な収穫したての大葉を楽しんじゃってください。
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