【家庭菜園】ナスを種から育てる方法|ナス苗の作り方
ナスの種を直接畑に種まきしてもいいの?
だめです~無謀ですよ(^^♪
ナスの発芽適温は20℃~30℃、かなり高温です。
外の畑に直接種まきするなら、暑い季節まで待たなくてはいけません。
例えば、東京都で最低気温が20℃を超えるのは6月末~7月頃、ナスが発芽して苗の大きさになるまで約2か月かかりますから、外の畑に種まきして発芽して、やっと苗の大きさになるのは8月~9月…
極端な例で説明しましたが、外気温だけを考えても、直接畑にナスの種まきをするのは無謀です。
ナスを種から育てるなら、お家で苗作りをすることを考えましょう。
ナス苗の作り方
お家の中でナス苗を作る方法を解説していきますね。
種まき時期
ナスの植え付け適期は5月の上旬GW頃、ナス苗が育つのに約2か月かかりますから、種まきは3月上旬になります。
3月に入ると大分暖かくなって、お家の中で人が普通に生活する適温でナスを発芽させることができます。
それで良いんです、ナスも寒いのは嫌いなので暖房をつけてあげましょう。
ナス苗は小さな穴の小さなセルトレー発芽させて、元気に育ったものを選んで育苗ポットに植え替えます。
理由:ナスの種は発芽し難く、発芽した後も生育にバラツキがあるので、まずはセルトレーに種まきして元気に育つものを選ぶためです。
セルトレーへの種まき
セルトレーは200穴、128穴がおススメです⇒大きければ植え替えまでの時間を稼げます。
お家でも発芽させることができると書きましたが、プロ農家さんの温度管理された設備ではないので、どうしても発芽率は下がります。
上手にやっても60%~70%が良いところです(管理人の経験によります)。
5本のナス苗を育てたいなら7~8株、さらに育苗中の管理に失敗することも考えて、保険で10株程をセルトレーに種まきしておきます。
※1株はセルトレー1穴のことです。
土はホームセンターやネットで購入できる育苗用の培養土でOK、覆土はバーミキュライトをおススメします。
セルトレーへ土を詰めて、種まきして覆土するまでの方法は動画で紹介します↓
セルトレーへの水やりは上からではなく底面から水をすわせる底面潅水をおススメします。
※上からじゃぶじゃぶ水を上げると、覆土が流れちゃいます。
ナスは嫌光性種子なので覆土はしっかりと、発芽したらすぐに光合成出来るように日当たりの良い場所に置いておきましょう。
※かなりの光が必要です…どれだけ日当たりの良い窓があっても、室内ではやっぱり光が足りないので、植物育成用のLEDがあった方が良いです。
【レビュー】お家で苗作りするのにオススメの植物育成LEDライト
管理人が苗作りに愛用しているおススメの植物育成ライトを紹介した記事です。
鉢替え
セル苗の根が巻いて引っこ抜けるようになれば鉢替えをしましょう。
ちょっと指で引っ張ってみてスポンと抜けるなら大丈夫…抜けにくい時はセルトレーを下から揉んであげます。
鉢替えの土も育苗用の培養土を使います。
育苗中の管理
あとは室温が20℃以下にならないように気をつけながら、日当たりの良い場所に置き、土の表面が乾かないように水やりを続けます。
余った種はどうする?
余った種は冷暗所に保管しておけば来年も使えます。
ただし、発芽率は下がるので、来年の種まきするときに注意してくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません