【12月~1月の家庭菜園】冬の間にやっておくことまとめ。冬の種まき、来春の準備について
もうちょっと詳しく説明していきます。
12月~1月の種まき、苗植えについて
個人的な意見ですけどね、結論は「止めておきましょう」です。
野菜の種には「発芽の適温」がありまして、耐寒性が比較的にあるほうれん草ですら、発芽適温は15~20℃とされています。最低気温が0℃を下回る時期に種まきしても、芽が出るまでめちゃくちゃ時間がかかるか、芽が出ないまま終わりを迎える可能性の方がでかいです。
無駄な努力はやめましょう。
どうしても種まきしたいなら
お家の中でプランター栽培に挑戦するのもいいかも。
※プランター栽培については、また詳しく書きますね。
来春の準備
まず畑の片付けをしましょう
この時期、まだ小さい大根や白菜が寒さで痛んでいるにも関わらず、畑に取り残されている風景をよく見かけます。
多分、まだ昼間は温かいし「大きくなるかな~」なんて期待を込めて大事にしているのでしょうけど。いやいや、朝晩はもうすでに寒すぎますから、大きくなる可能性なんてほとんどないです。もし畑にある程度大きくなった野菜があるなら、ととっと回収して美味しく食べてしまいましょう。
大根なら、葉っぱがうなだれていたらもう、痛みが始まっていると考えてよいです。はっきり言いまして、畑に残しておいても、どんどんダメになるだけです。
潔く、畑を空っぽにして次に説明する土作りに専念したほうが、来年の実りを大きくする可能性がでかいです。
土作りと寒おこし
難しいことはありません。資材や野菜残差がない、空っぽの畑に堆肥や腐葉土などの有機物を入れて、スコップで反転しておきます。
有機農業の農家さん曰く「お礼肥え」ってやつです。
今年一年、頑張った土に堆肥や腐葉土の有機物を施して「また来年もよろしくな」って気持ちを込めて、土にすきこんであげます。
「寒おこし」なんて言葉もあります。土を起こしたまま、平坦にならさず、ゴツゴツした状態にしておきます。そうすることで、土が沢山冷気に触れて、霜で凍結と解凍を繰り返し、土の状態が良くなっていきます。
この時期のちょっとした作業で来春からの実りが豊かになるなら「お礼肥え」も「寒おこし」もやっておく価値があると思いますよ(^^)
冬の間に作付け計画を立てておきましょう
2月の中旬にもなれば、だんだんと暖かくなり、種まき出来る野菜も少しずつ増えていきます。
正月を開けて、ぼけっとしてたら、気が付けば種まきシーズン到来、慌てて畑の準備をしました~なんてことがないように、あらかじめ何処に何を植えるのか、いつ種を購入して、いつ畑の準備をするのか大方の計画を立てておきましょう。
畑に行かなくても、お家でみんなで作付け計画を立てる作業は意外と楽しいものです。
温かい鍋でもつつきながら「来年はナスいっぱいとろうね~」なんて会話を楽しむのもいいですよ‼
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