【家庭菜園】トマトが茶色くなってきた!! それサビダニのせいかもしれません… トマトのサビダニ症状と対策、無農薬でサビダニは防げるのか?
トマトに寄生するサビダニってどんな害虫?
トマトサビダニ、恐ろしい害虫です。
大きさは0.18㎜前後、とても小さいので肉眼で見つけるのは非常に困難です。
春から夏にかけての高温多湿条件を好み、昆虫や風にのってどこからともなくやってきます。※苗を購入した場合は既にトマトに寄生している場合もあるそうです。
繁殖力が非常に強く、卵から成虫まで6日~7日、12日を過ぎた頃から雌の成虫は50個ほど卵を産みます。初めは少ない数でも時間の経過とともに爆発的に増えていきます。
その被害ですがトマト株の下側から葉を枯らしながら上へ上へと登り、果実にも寄生、最後は頂点まで登り、完全にトマトを枯らしてしまいます。
真綿で首を絞めるように、じわじわと(_)
無農薬で対処は可能?
そんな恐ろしいサビダニですが、無農薬でコントロールすることは可能なのでしょうか。
結論から言いますと、決定的な対処方法はありません、確実に撃退したければ農薬の使用をおススメします。
それでも無農薬にこだわるのなら、粘性のある液体をトマトに吹きかけてサビダニを窒息しさせる方法があります。
例えば「でんぷん粉や上新粉を水で溶いたもの」「油石鹸水」「牛乳の原液」などなど
この方法、どうやら一発ではなく継続的に処置し続けなければ効果は期待できないみたいです。
水だけを吹きかけてサビダニの動きを止める方法もあります⇒これはもっと頻繁に水をかけ続けなくてはいけないらしく、いずれもかなり厳密な管理が必要です。
だがしかし‼ ひとつつだけ無農薬で対処する方法があります。
それは「サビダニがやってこない環境で育てる」ことです~例えばお家の中のとか…
最後の禁じ手「微生物が生産する天然物」農薬
無農薬でトマトを育てたかったけど…万策尽きて諦めきれなくて、農薬の使用を決意した方へ、禁じ手の「逃げ道」を紹介します。
なんと、サビダニに有効な「微生物が生産する天然物」農薬があります。
それがこれ‼ コロマイト乳剤
水和剤もあります
コロマイトは有機農産物の日本農林規格に適合した農薬とされています(2021年8月現在:詳しくは↓の関連記事を参照してください)
《関連記事》【無農薬栽培】病害虫に困り果てたときに読んでください、有機農産物の日本農林規格別表2に記載される農薬について
無農薬で野菜を作りたい、だけどどうにもならない時の選択肢として紹介しておきますね。
トマトサビダニについてでした(^^)
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