【家庭菜園】始めての野菜作り|初心者の方におススメしたい野菜12選
※なぜその野菜を選んだかの理由と育てやすい時期も説明しています。
小松菜、水菜、ルッコラ、からし菜
葉物野菜の中でも「アブラナ科の発芽しやすい野菜」を選びました。
生育期間が短い=難易度が低い
これらの野菜、とにかく種まきしてから収穫までの時間「生育期間」が短いんです。
暖かい季節なら一ヵ月かからずに収穫できてしまいます。
野菜を育てていると、途中で病害虫の被害にあったり、大雨で畑が流されたり、肥料が切れて成長が止まったり…なんやかんやと問題が発生するものです。
生育期間が長い野菜=問題が起きる確率が高い⇒難易度が高い野菜
生育期間が短い=問題が起きる確率は低い ⇒難易度が低い野菜
小松菜、水菜、ルッコラ、からし菜(などアブラナ科の葉菜類)は生育期間が短いので難易度が低く、初心者の方におススメの野菜になります。
発芽の確率が高い
アブラナ科の葉物野菜は種からそだてるのが基本です。
野菜作りで初めの山場は「発芽」になります…種まきした後、ちゃんと芽が出るのか否か?
種まきしても芽が出なければ、その先はありません。
アブラナ科の野菜は発芽しやすく、多少乱暴な種の撒き方をしてもちゃんと芽が出てくれます。
種まきの練習するにはうってつけの野菜だと思います。
ただし…害虫には弱いです
アブラナ科の葉物野菜はとにかく害虫被害が多くて注意が必要です。
種まきしたら必ず、すぐに防虫ネットで守ってあげてください。

※ 害虫が多くなる真夏はおススメしませんのであしからず。
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さつま芋、苗から育てる長ネギ
こちらは生育期間は長いのですが、そもそも病害虫が少ない野菜です。
病害虫に対策するための対策、工程数も少ないので初心者の方におススメしています。
※長ネギは苗を購入して植え付けるところから始めます⇒種まきから育てると難易度がぐんとあがります。
大きくても、小さくてもとにかく収穫までこぎつけられる野菜です。

《関連記事》【さつま芋の育て方】これだけ押さえれば大丈夫、ちょっと乱暴でいい加減な「さつま芋の育て方」
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つるなしインゲン
豆類の中で一番難易度の低い野菜になります。
なんたって管理が楽‼ 種まきして、なんとなく支柱を立てとけば収穫出来ちゃいますから。
⇔インゲンには 「つるなし品種」 と「つるあり品種」があります…「つるあり品種」は支柱を立てたり誘引したり管理が面倒くさいです。
生育期間も短くて、収穫量も多いし、食べても美味しい、初心者の方に是非試して頂きたい野菜です。
ピーマン、シシトウ、唐辛子、オクラ
初心者の方におススメする夏の果菜類です。
トマトやキュウリなどの夏に育てる果菜類(実が成る野菜)は生育期間が長く、管理が複雑で、しかも病害虫の被害が多く…難易度の高いものばかりです。
そんな夏野菜の中でも、ピーマン、シシトウ、唐辛子、オクラ(ぎりぎりナス)は病害虫の被害が少なくて、比較的に難易度の低い野菜になります。
苗を植え付ける時期を間違えなければ、多少管理をさぼっても収穫出来ちゃいます。
※種まきから始めると難易度がぐんと上がるので、苗植えから育てることをおススメします。


春と秋の小カブ、秋の大根
小カブや大根は季節を選べば作りやすい野菜になります。
小カブも大根もアブラナ科の根菜類で暑さに弱く、病害虫も比較的に多いのですが、種まきのタイミングがどんぴしゃりなら難易度はぐっと下がります。
特に厄介なのは土の中にいる害虫「線虫」でして、せっかく育ったカブや大根の肌を食い荒らしてしまいます…地上部分の害虫は防虫ネットで防ぐことが出来るのですが、目に見えない土の中はどうにもなりません。
ですので線虫被害の少ない季節を選んで育てることをおススメします。
小カブの種まきは3月下旬と9月下旬~10月上旬、秋の大根は8月末~9月上旬です。
※真夏と真冬は温度管理が必要になるので難易度はぐっと高くなります。
※小カブも大根も種まきから本葉2~3枚までの生育初期で害虫被害にあうことが多いので、この時期だけは注意してください…詳しくは関連記事を参考にどうぞ
《関連記事》【春のカブ】無農薬で育てる方法とは、栽培のコツと病害虫対策
《関連記事》【大根の育て方】無農薬で作る秋冬の大根
始めて育てる野菜はやっぱり成功したい
初めて育てた野菜が失敗…しかもその後も失敗が続くなら、野菜作りが嫌いになっちゃうかも…
せっかく始めた家庭菜園、めちゃくちゃ奥深くて面白いですから、絶対に好きになって欲しいです‼
ここで紹介した野菜は、基本的なことを守って入れば必ず収穫までこぎつけられます。
まずは難易度の低い野菜から、収穫の喜びを知ってもらえたらと思います。
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